続・働

バイトマスターってご存知でしょうか?


労働者の労働時間、休憩時間等をコンピュータで管理するシステムです。

これまでは手書きで出勤・退勤・休憩時間を記入していましたが、

バイト先に置かれているパソコンでそれらを打刻することになりました。

デスクトップにはどどん!!と大きくデジタル時計が表示されており、

その時計を基準にしています。

休憩所の机に置いてあるんですが、時間がちらちら目に入って落ち着いて休憩できません。。




さてそのバイトマスターを導入することのメリットは何でしょう?

・労働時間の集計が楽
・15分単位で給料がつくので、残業を出さない誘引が働く
→アルバイトの残業減る
・本部に正確な打刻情報が届く

などでしょうか。



デメリットは?

・アルバイトの残業が減る代わりに正社員の残業が増える
・8時間労働を順守するために、正社員は出勤・退勤の打刻をごまかす
(データ上は8時間労働でも、実質は12時間労働など)




これらを考えると正社員泣かせのシステムのような気がします。

私たちは楽になったんですけど、少し複雑。

退勤時間になると、「時間やけ、はよ打刻しに行き。あとは私たちがやるけん」と帰してくれます。

正社員は残業代をつけられないのか聞いてみると、「つけようと思えば
つけることはできるけれど、上から文句を言われる」らしいです。

長期的な目でみたら、出世等にも関わるような感じを受けました。



やはり経営者側からしたら予算内で収めたいので残業は極力出さない方針なのでしょう。



普通のそれほど忙しくない日なら分かりますが、クリスマスシーズンやゴールデンウィークのような忙殺されるような時くらいには残業つけても良いと思うんですがねぇ。




利潤追求ってこういうことなのかな・・・。