研究考察

発表終わりました!!


10分発表、5分質疑で、質疑にビクビク脅えてましたが


予想以上にあっさり終わって拍子抜けでした。


質問、というよりもコメント、指摘が多く「確かに」と思う内容ばかりで


研究内容に関して色々考えさせられる場となりました。






以下、指摘の考察や研究手法に関する自分の見解をゴチャゴチャ語ってます。

ブログ閲覧者に配慮していない内容となっているので、読み飛ばしてもらった方がいいかも。

頭の中だけではまとめきれなかったので、ブログで自分なりにまとめられたらなと思います。











指摘① 牛肉生産段階で使用する輸入飼料を減らしただけ、また、オーガニックを強調することで
   「安全性」をPRすることは如何なものか。消費者に間違った「安全基準」を植え付けることになる。








発表後、この指摘を頂いた教授に詳しく話を聞かせて頂きました。


要は「客観的な安全基準を満たしてから安全性をPRしろ」ということです。


安全に繋がるものはおそらく様々あります。


トレーサビリティシステムを設けているか、オーガニック製品であるか、飼料に農薬がまぎれていないか、等など。








仮に「ウチの牛肉は、有機農産物を与えたオーガニックビーフで、飼料も輸入に頼らず安全ですよー」


という畜産農家がいたとしても、それは自分で勝手に言っていること。主観的な評価です。


三者機関の認定、つまり、客観的な評価を得て堂々とそれらをPRできるのです。













「消費者に間違った安全基準を植えつけることになる」というのは、


                      オーガニック=安全

と思われることでしょう。






正確には


                      オーガニックと認められた商品=安全











・・・しかし。



今までの話は、市場に出ている商品に対してはその通りだと思います。


しかし、今回私が研究で扱った牛肉は、まだ市場に出ていない。


しかも、牛肉はまだ発展途上段階。


まだ牛肉が完成していない、つまり、商品ではないのに認定などもらえません。








そのような状態で牛肉の試食アンケートをするときは、


事実だけを述べ、安全性をPRしてはいけないということでしょうか?


それとも、何かうまい方法でもあるのか・・・。



(つづく)