哲学っぽいお話
ふと手に取った本。
「14歳の君へ〜どう考え、どう生きるか〜」
22歳だが借りてみる。
- 作者: 池田晶子
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2006/12/23
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
いわゆる「哲学本」。
哲学というジャンルには全く触れたことがない私だが、
難しい用語を一切使わず、簡単な言葉を用いて分かり易く
話しかけるようなタッチの文章で進められている。
中学生向けだから、文章は非常に易しい。
でも、内容は易しくない。
自分の中で易しい文章を反芻・咀嚼して理解に努めないと、しっくりこない。
「幸福」の項は参考になりました。
「何のために生きるのか」=「人生の目標」=幸福になること
そう、私は幸福になるために人生を生きているのである。
じゃぁ、どうすれば私は幸福になれるのだろうか??
私は他己愛型の人間だから、自分以外の人が幸せを感じてくれることで、私は幸せになれる。
じゃぁ、自分以外の人をどのようにしたら幸せにできるのだろうか。
ここから先をもっと掘り下げて行ければ、自分の生き方に一本の芯が通るような気がする。
哲学本もなかなかに面白いなぁ。