本紹介

間があいちゃいました。

その間にも本を三冊読んじゃったので、ちと紹介。








びる・げいつ!!

ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

こんなんが面接試験!?というような問題が盛りだくさん。

論理的思考力向上、頭の体操に良いかも。

特に面白かったのは「フェルミ問題」。

例えば



世界中にピアノの調律師は何人いるでしょう?



とらえどころのない問題をいくつかの手掛かりを元に論理的に推論していく様は、

目から鱗の一言。これが出来たらなんか格好良いな。







次はお金関係。

お金に学ぶ 東大で教えた社会人学

お金に学ぶ 東大で教えた社会人学


お金との付き合いがどんなもんかがざっくり分かる。

マイホームや車を持つことのメリット・デメリットを考える項があるが、

それを読んでると「家や車は買わない!」という選択肢も十分に

あり得るなぁと思った。

結局は自分の人生をどう生きるかに依存するんだろう。

嫁との価値観が大きく違っていたら・・・。

いちばーん困る問題の一つになりそう。










最後は「THE 公務員!」


官僚たちの夏 (新潮文庫)

官僚たちの夏 (新潮文庫)


1960年代、高度成長期の日本を支えた通産省で働く高級官僚たちの物語。

個性的な官僚達の仕事の姿を通して、国家一種の仕事がイメージできる。

但し、あくまで小説であり、50年前の日本を描写したものであるから

現在の現実の仕事とは大きな乖離があるだろう。



それでも、「高級官僚」というものがどういうものか何となくイメージできる。



法案作りでは根回しに走ったり


予算委員会前には大蔵省に頭を下げに行ったり


人事では、出世競争に負けた者が行くポストや、B級ポスト、A級ポストが

ところどころ紹介される。



それらをこなして辿り着く事務次官の椅子はたった一つ。

著書の中では普通に「天下り先を面倒見る」という表現もあった。

激務で逝去してしまう人も出てくる。

やはり国Ⅰは激務だ。








さて、来週から福岡県庁へのインターンシップ

天下国家の為に、福岡県民の為に御身を削って働いているのだろうか。

現場を見てきますぜ。